人それぞれ、株の投資スタイルは様々あと思う。
デイトレーダーは基本、持越しはしない。
これのメリットは、ダウの暴落や突然の海外不安などがあった場合、あるいは、突然の下方修正など悪材料が出た時に被害を回避できる点が最大のメリットとなる。
一方、持越しのメリットは、ダウの急騰や市場取引終了後のIR、株価が大きく上昇するニュースなどが出た時に、翌日大きなGUが期待できる点だ。
双方それぞれメリット・デメリットがあるが、貴方はどっち派だろうか?
ノミタはノミの心臓故、手仕舞い派なのだが、アメリカが連日高値更新をする現状、持越し派の方が有利かもしれない。
中期的に上昇局面であるなら、持越しでスイングがベターとは思うものの、なかなか実践できない心臓の弱さが恨めしい。
マイクロニクスを13,800円から2,800円までガチホした人はどうかと思うが、それぐらいの心臓の強さがほしいものである。
ノミタは、持越しと手仕舞い、どちらが投資スタイルとして正しいのか、長い間考えていた。
ノミタは手仕舞い派だが、なぜそうなってしまったのかは、原因がある。
今年の2月4日、世界同時株安を株をはじめてからいきなりくらってしまったからである。
このときは2月7日のマイクロニクス決算を持ち越すつもりで、2月3日に仕込んだのが運のつきだった。
5,600円で200株仕込んだのだが、翌日フタをあけてみたら、まさかのストップ安気配。
前日5,400円で引けた為、朝の気配を見て驚愕した。まさかのストップ安4,400円である。
これはさすがにビビったが、それまでの株価とこれからのイベント(決算・電池展)を考えると安いと思い、さらに4,400円で100株ナンピンした。
ところが、その後も5,000円~4,400円まで乱高下し、恐怖心で4,800円で狼狽売りしてしまったのである。
悲劇はここからはじまった。
悪夢の2月4日が市場全体の底値となり、そこからは何を買っても2倍・3倍という上昇ぶりである。
特にマイクロニクスは悲惨な目にあった。
2月7日の好決算を境に、3連続のストップ高である。
その後も電池展までグイグイ上昇し、最高値13,870円を記録した。
どの世界でもタラレバは禁物だが、300株そのまま持っていればと思うと悔しくてしかたがない。
ノミタが手仕舞い派となったわけは以上の通りだが、仕込みをあと1日遅らせていればこうはならなかったのだろう。
現在、アメリカ経済は本物の様相を呈している。
そうそうダウの暴落はないだろう。
17000ドルの大台突破もすぐ目前だ。
アメリカ経済が強い今、何も恐れずホールドが正解なのかもしれない。
今思えば、来る来ると言われたセルインメイ、4月下旬から5月の中旬で既に終わっていた。
5月中旬に仕込んでいれば、ほとんどの銘柄が2倍・3倍になっている。
ノミタの心臓は、株式投資には向いていないのかもしれない。
そろそろメンタル面を鍛えなければいけないと思っているのだが、果たして投資スタイルを変える事はできるのだろうか?